2012年8月22日水曜日
OSは開発者をシアワセにするのか?
おはこんばんちは。
夏休みはMacBookAirでいろいろと文章を書いていました。
なんですが、MacBookAir本体が非常に熱くなるんですよね。
バッテリー動作だから極力余計なことをして欲しくないので、
使っていないアプリを終了させているのにです。
まぁパソコンのOSなんてユーザーの見えないところで何をしでかしているのかわかりませんから「そんなもんだよ」と言われてしまえば何も言えません。
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さて、新しい会社では組み込み系のソフトウエアを作ってくれというお題目が与えられております。
どういうわけだか機能とか仕様が確定していない、且つソフト屋さん不在の状況下でプロセッサーだけが決定されていました。
そんなプロジェクトもあるんかいな? とこの手の仕事をして17年くらいになりますが驚いていてもしかたがないのでそれでできる限りの設計をしてみるつもりでいました。
初めて扱うプロセッサーなので勝手もわからないのですが、大まかな仕様のボリュームからすると「とても一人でできる分量じゃないな」ということはわかっていました。
となるとなんらかのズルをして作業量を減らさないと終わりそうもありません。
方法としては
・設計者を増やす
・ミドルウェアを使ってフルスクラッチから脱却
・OSを導入
・レッドブル飲んで頑張る
4番目は冗談です。元気の前借りレッドブルを飲んでも飛躍的に設計できる量が増えるわけではありません。
組み込み系というとAndroidOSなんかが有名ですね。
確かに組み込み系として考えられたモノかもしれませんがリアルタイムの保証がないのでちょっと今回の案件では使えません。
で、上の人たちはそのアンドロイドOSみたいな基本ソフトを用いれば開発が飛躍的に加速できる(らしい)というスタンスであるようです。
ワタクシは組み込み系でOSを使った経験もなければ知識もありませんから上の人たちがかように想像(妄想!?)していたとしてもなんともコメントのしようがありませんでした。
なんとなくヤバ気というか暗雲が発生しそうなので組み込み系のOSってどうなのか?とちょっと調べてみました。
まずOSを使ったからといってハードウェアのことを何も知らなくても設計できるわけではなさそうです。
iOSの場合はARMプロセッサーのことを考えなくてもX codeでGUIを利用してボタンを配置していけば簡単に何か動作するものが作れます。
ご自身のMacに入っているX codeでサンプルプログラムを試してみればそこまでは簡単にできちゃいます。
だからといって基板剥き出しの組み込みモンで同じようにできるかというとそれは違いました。
OSがやってくれるのはスケジューリングとメッセージが主で泥臭い足回り(I/Oや通信)はやっぱりシコシコと作らないとダメっぽいです(まだ勉強を始めたばかりなので嘘かもしれないが)
泥臭いところなんとかすっ飛ばすためにメーカーはミドルウェアを売っているようです(あ、これもウソかも)。
結局のところ開発者はプロセッサーのことも、基板回路のことも、そしてOSのことも考えてソフトを設計しなければならないのでフルスクラッチのときよりもシキイが高くなっているというのが世間様でも一般的なお考えのようです。
ふむ、やっぱりプロセッサーが変わってもソフトウエアという資産が活かせるかというとそれも設計次第なんじゃな〜いの?って気がしてきました。
もちろんまだ勉強中なのでこれ以外にもメリットがあるからこそ大手メーカーもOSを使って製品にしていると考えられます。
そこら辺が今後のポイントになり開発がスムーズになればみんなでシアワセになれるとい〜よね?ってことなんでしょう。
ちょっと楽しみです。
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