2011年10月11日火曜日

お茶をこぼしたPCの乾燥

おはこんばんちは。

最近は生産を日本国内から海外に移す例が多い。

台湾などは世界の工場そのものである。

台湾は非常に優秀で日本でモノを作るのと同じくらいの感覚で作れてしまう。

が、最近はチト高い。

そこで中国本土に持っていくとスゴい安価なんだけれども綱渡り。


そうやって海外シフトしていくと回路にせよソフトにせよ実戦経験を積んだ人口が減ってくる。

現に失われた10年で回路もソフトもできる人というのは絶滅危惧種のように減ってしまった。

あ〜だこ〜だというのは簡単なのだけれども技術見積もりをするためには広い知識と経験が欲しい。

アップルは他人の技術を盗んで流用しただけだと言う方がいらっしゃるがそれは間違っていると思う。

そもそも技術を盗んだのではなく方程式を借りた程度のことであって、

その方程式でどのような結果がだせるのかということが重要なのであると考える。

おなじ”技術”ならAndroidだって”盗んだ”ようなものだが、

売れ行きを比べるとどうだろうか?


実際にその技術を使いこなすにはそれ以前の基礎知識がこれでもかというほどに必要であって、

アナタがDOS/Vパソコンを組み立てるようなレベルではできないのであるよ。

なぜならパソコンは”相性がわるいから”で捨てることもできるがプロはそうもいかないからだよ。



さて、カミさんがコーヒーをぶちまけたノートパソコン。

かろうじて動作はするもののどうもアヤシイ音がするのでバラして乾かすことにしてみた。

写真下にあるダイナブックである。

いわゆるネットブックと呼ばれる安価なパソコンである。

大きさを比較するために初代iBookを並べてみた。

Jobsが他界したらリンゴマークがなくなっていた。

りんごの実は落ちたということか。


液晶画面を開いてみるとなんでもないように見える。

しかしコップ一杯分のお茶を吸い込んだパソコンはどうなっているのだろうか?


背面のパネルネジを緩めればHDDとメモリにアクセスできる。

よくみるとお茶が付着した様子が残っている。


キーボードもはがしてみる。

すでに液体は蒸発してしまったようなので乾いていた。


冥土からなにか聞こえてくるスピーカーはこの基板の裏側にあるようだ。

しかし基板が簡単に外れない。

あんまり頑張って壊しては意味が無い。

目的は乾かすことなのだから。


とりあえずココで作業を停止する。

一日よく乾かして再度組み立ててみる予定ね。


多分、これで動くには動くだろうけれどもちょっとあぶなっかしいよね。

MacBookAirに買い換えるんだろうけれどもね。



時代が変わると要らなくなる技術や人がいる。

そのような境遇でも武人として最後まで気骨を堅持した最期の剣客。

ぜひ、読んでいただきたい。




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