そうなると三次元CADを用いて形を作り出すんだけれども、
人に説明するときには二次元画像で説明することになる。
しかしこれだとどうにももどかしい時がある。
グリグリ回せれば見せたいところにフォーカスすることができるのにできない。
そう思っていたら
3DVIA
というiPad&iPhone向けのアプリが登場した。
これならたしかに今回の要求をみたせるのだけれども、
残念なことにワタクシの使っているCADのバージョンには対応していない。
うむ、残念。
で、別の方法はないかと探してみた結果が
TeamViewer
である。
TeamViewerはiPad専用アプリというわけではない。
これは会社のコンピューターをiPadや自分のパソコンに画面を転送し、操作したものを会社のコンピュータに転送する。
そんなアプリである。もちろん会社のパソコンだけでなく、自分のパソコンや恋人のパソコンを制御することもできる。
悪用できなくもないが、やらんほうがよい。
さて使い方であるが、TeamViewerをそれぞれのパソコン、iPadにインストールします。
するとIDが表示されるのでそいつをiPadに入力すると、なんとiPadからパソコンを制御できるじゃないの。
それじゃ早速Solid worksをやってみましょう。
iPadから見るとこのようになります。
パソコンの画面がソックリiPad上にあらわれたようなものです。
画面下側にはいくつかアイコンが並んでいます。
バッテンはアプリ終了。キーボードマークはキーボード。
マウスマークはマウス操作がenable。
虫メガネで画面表示拡大であとは設定です。
マウス操作はタッチパネルをドラッグするとマウスカーソルを動かすことができます。
キーボードマークをタップするとお馴染みのキーボードが登場します。
キーボードをポチポチすれば普通に文字入力もできます。
solidworksの場合ならショートカットがつかえます。
画面上側をよく見てください。
iPadにはないキーを入力するためのショートカットキーが表示されています。
例えば一番右側のキーボードマークを押すと
このようにファンクションキーだって表示されます。
頑張ればかなりいろいろなことができますよね。
さて、TeamViewerを使ってSolidworksを操ってみた感想はというと
かなり重いけれどもなんとかやりたいことはできた・・・ かな？
というもんです。
さて、このTeamViewerなんですがいいところはというと
・使い始めるまでが簡単
・非商用なら無料
・落ちない
というところでしょうか。逆にコリはどうもというところは
・画面の更新速度が気になる
・手入力に関しては慣れを要する
・色の再現性が弱い
というところですね。
弱点に関してですが、solidworksをteamviewerでがんばろうとするあたりに、やや無理があるとおもいます。
試しにgoogle docsなどを使ってみましたが、こちらは問題なく使えます。
今後期待される使い方についてですが、
ワタクシのバヤイ、USB経由のシリアル通信をするのに直接iPadへデータを送ろうかと思っていましたが、
パソコン上に通信ソフトを作り上げ、それをteamviewerで眺めたり操作したりするということが考えられます。
なんでもかんでもフルスクラッチでiPad用のソフトを作るのは大変ですが、なれたパソコンならすぐにできることもあります。
よく考えて使い分ければイケそうな気がしてきましたよ。
そうそうソリッドワークスに限らず、パソコンで絵を描くというのはマウスだけですとちょっと不足するときがあります。
結構派手な作りですが、機能はさすが。
特にモデルをグリグリ回したり、拡大縮小するのにはマウスをゴリゴリ使いますよね。
ワタクシもマウスのホイールをコレデモカというくらいにグリグリまわします。
まいどそうやっていると疲れるのでこういうデバイスで楽になりましょう。
マックに限らずwindowsにもモチロン対応。
自分でキーアサインすればさまざまなソフトにも対応できます。
ワタクシは左手でマウスを使うので残念ながらこれを使うことはないのですが、
確かにボタンへキーアサインしておければ便利ですよ。
ワタクシも使いこなせるまでに一ヶ月は掛かりました。
この入門書は丁寧にあれこれ描いてあるので便利です。
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