DynabookAZ
というものが発表された。
オペレーティングシステムにアンドロイド2.1を採用したネットブック風な機械である。
彼ら(東芝)はこれをもって
「クラウドブック」
と言わしめた(ようである)。
東芝の広告を読むと
「スマートフォンの機動性と、PCの操作性がひとつになった。それがクラウドブック」
と言い放っている。
なんだけれども3G回線にもCDMA回線にも接続できない不思議なクラウドで
それこそ
「外に出たらスタンドアロン」
なマシンなわけですよ。
実はDynabookAZ、googleのハードウェア認定を受けられなかったのです。
なので東芝の広告を見てもアンドロイドともAndroidとも安藤ロイドとも書いてありません。
じゃぁオマエはなんなんだ
とすると
「本製品はWindowsOSではありません」
と言うだけなんだそうな。
それにこれAndroidマーケットにも接続できないのでアプリもダウンロードできないんですね。
はぁ?
ソフトがなければただの箱・・ ってこれのことかい。
どうも最近になって全ての広告からアンドロイドの文字を削除したようです。
まぁつまり失敗しちゃったことを認めたわけです。
アラン・ケイも嘆いているだろうな。(うそだけど)
実はこのマシンが登場したときは
Androidのdynabookはノートパソコンを駆逐するか?
という記事が出ました。
駆逐どころか自沈しちゃったんですけれども。
この記事の最後に
「パソコン代わりにビジネス機器として普及することはないだろう」
と予見されていますが本当にそうなっちゃいました。
一生懸命作ったヒトがかわいそうに思えるものの、
どうも間違った戦略を直す勇気が僅かに足りなかった事を反面教師として受け取ることにします。
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独自に進化したガラパゴスパソコンDynabookAZ。
こんな激シブなマシンを持っていたらどこにいってiPadより自慢できます。
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<今日の一服>
せっかく銀行強盗を頑張ったのに御用になってしまった犯人さん。
しかし銀行からおまわりさんに連れだされるこの姿はなんとも惨めである。
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